街の珈琲屋さん マスターの独り言

街の珈琲屋さん マスターの独り言

 

再会

阪神淡路大震災の時、私はコーヒー会社に勤務していました
この会社、神戸では、当時約60店舗の食品スーパーマーケットを展開していました

震災が起こって2日後に私たちは九州から10人くらいこのスーパーマーケットの立ち上げに協力するために神戸に入りました
当時、新幹線は明石まで走っていましたのでとりあえず明石まで行くことに
その会社は、神戸では食品スーパーの展開、九州では外食産業向けの卸が主で、お互いの行き来はほとんどなかったのですが、私は唯一コーヒーという接点がスーパーの人と会ったので、志願していきました。

その時に、神戸で営繕を担当さてていた(特に冷凍庫などのメンテナンス)K林君が突然、街の珈琲屋さんにに訪ねてこられたのです
神戸から福岡に帰るときに、K林君は、すでに現場に出られていたので、挨拶ができなかったということで、20年近くたった今日、来てくれたんです
うれしくて涙が出ました
それと同時に、K林君の素敵な人柄に心が打たれました

人間は思っていても、なかなか実行するのが難しく、不義理をすることが多々あるのですが・・・・
K林君は、「今日からゆっくり心置きなく寝れる」とまで言っていただきました
今度は、ゆっくり食事でもしようと、今日はとりあえず別れましたが、今度会えるのをとっても楽しみにしていますよ

そんな会社に勤めていて、よかったなと改めて思う1日でした
わざわざ会いに来てくれて、有難うございます
この感動を、なかなか文章にするのは難しいですね・・・・・・


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